【ひびを金継ぎ修繕】フランスアンティーク アカシアの絵皿 売れ筋

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長い年月をかけて現代まで大切に受け継がれてきたうつわですがフランスからの旅の途中で怪我をしてしまいました。日本の伝統技法「金継ぎ」で蘇らせまた大切にしてくださる方にお譲りできればと思います。金継ぎとは、漆(木の樹脂)で破損箇所をつなぎ仕上げに金で装飾した室町時代頃から伝わるうつわの修復技法です。傷痕を隠すのではなく魅せるものと捉える日本の美意識が生み出した技術といえます。こちらはフランスアンティークの中でも人気のあるサンタマン窯 MOULIN DES LOUPS & HAMAGE のACACIA(アカシア)シリーズと同じ絵柄のお皿。(刻印はございません。刻印の押し忘れはよくあることのようです。)サンタマン窯の中でもアカシアが描かれたシリーズはオーバルプレートやソーシエールなど種類が複数あり、コレクターがいるほどの人気シリーズです。裏表に入ったひびを金継ぎで修繕いたしました。表側には、アカシアのお花の中に自らもアカシアの一部のように溶け込む金色の継ぎ跡。裏側のひびは大きめで、表とは違った表情です。漆を重ねてはやするを繰り返し、線が滑らかになるようこだわりました。もちろんデザインとしてでなく漆を染み込ませてひびがこれ以上広がるのを防ぎ日常使いしていただけるようお直ししております。修繕には、漆の硬化時間も含め1ヶ月半ほど要しました。動画でご覧いただけます。現代では、合成樹脂と合成塗料を使用した「簡易金継ぎ」や「現代風金継ぎ」などと呼ばれる技法がありますが、鉛が微量に含まれているため安全性が低く、口に触れる食器に使う修繕技法としてはあまりおすすめできません。こちらの金継ぎは、本漆・本金・自然素材のみを使用し口に触れても安全な伝統的技法「本漆金継ぎ」で修繕しているため、安心してお使いいただけます。修繕中のつぶやき金蒔き直後のつぶやき現代まで大切に受け継がれてきたうつわです。手に取るたび、長旅で刻まれた様々な表情を見せてくれるその子に、自分が長い間大切にしてきたもののような愛着が生まれます。[st amand ]サンタマン窯は、フランス北部、サンタマンレゾーに1705年創業した歴史ある窯元です。brand: 刻印なしsize:φ22.2cm H2.2cm

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